HOME >> ダンボール徹底解明 >> 2層ダンボールの断面

2層ダンボールの断面

アメリカで開発された強化ダンボールの1つ"2層ダンボール"は、断面を見るとAフルート(5mm)が2段重なっていることから、別名"AA段"とも呼ばれています。

これは3層までは必要ないけれどもWフルートではちょっと心配だという場合に使われることが多いタイプで、厚さは約1cm、価格は3層ダンボールの2/3程度となっています。

3層ダンボール同様に表裏のライナーには、一般のダンボールに使われているライナーの2倍~3倍の強さに補強された原紙が使われ、これがダンボールになると4倍から6倍の強度をもったものになりますが、さらに強耐水加工が施されることによって、パレットの天板家具、建築資材などにも適した木材顔負けの材料になります。

ところでダンボールの製造に際しては、積み重ねた時につぶれたり倒れたりしないために予め強度計算が行われます。

たとえば、倉庫などで荷役作業をしやすくするために荷物を載せるダンボールパレットの場合には、積み上げた10kgのダンボールを5段積み上げたものが2列あれば、単純に計算すれば≪(10kg×5)×2=100kg≫となって100kgの重さに耐えられるものが必要ということになります。

けれども実際には使われる過程で吸湿の恐れがある場合などには、ダンボールの強度はさらに高いものが求められます。

そこで用いられるのが"安全率"という数値で、荷物の合計にこの"安全率"をかけると必要とされる耐圧強度が割り出せるようになっています。

2層ダンボールや3層ダンボールには想像以上の耐圧強度を求めることができるために、今ではさまざまな分野で注目を浴びるようになりました。


ダンボール徹底解明は情報収集にお役立てください。

ダンボールの隠れざる不思議な構造を徹底的に解明します