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Eフルートの断面

"マイクロフルート"の1つ"Eフルート"の断面は、厚みが1.1~1.4mmで、中芯に30cm当たりに約93個の波があり、非常に薄いことから主に個装箱、内装箱に使われています。

そして中芯の波の数が多いことから、AフルートやBフルートに比べると表面が平滑で高度な印刷が可能なことから美粧用のダンボールに向いています。

たとえばある飲料メーカーでは、近年の健康志向の高まりからお茶飲料の売れ行きがぐんぐん伸びていますが、それにともなって出る茶殻の処理に頭を悩ませていました。

そこで製紙会社と共同で研究を進め、水分を含んだままの茶殻をダンボール原紙を製造する工程で原料に混ぜ合わせて有効活用する技術を開発しました。

こうして出来上がった茶殻入りダンボールは、強度はこれまでのものと同じで、さらに使用後は他のダンボール同様に古紙としてリサイクルすることも可能というだけでなく、茶殻のもつ力を活かして香り、抗菌・消臭効果など新たに多くのメリットを生みだしています。

また薄くて美粧印刷の可能なマイクロフルートのダンボールにも利用され、お茶の香りがして美粧性にも優れているために、お中元やお歳暮の箱、ギフトボックスなどに利用されこれまでのものとは違ったワンランク上の梱包資材を創りだすことに成功しています。

Aフルートなどの通常の梱包用ダンボールに混ぜ込むだけでは、"茶殻"をここまで価値あるものに再生させることはできなかったかも知れませんね。


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