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Bフルートの断面

"Bフルート"は厚みが3mm、中芯は30cm当たりの波の数が50個±2個あるタイプで、断面を見るとAフルートよりも薄くて中芯に使われているダンボール原紙の量も少なくて済みそうなことから価格はAフルートより安くなるような気がしますが、ダンボール製造業者がダンボールシートを仕入れる時点ですでにAフルートと同じ価格になっているのだそうです。

そのために殆どの業者は製品化されたダンボール箱も、AフルートとBフルートは同じ価格で販売しています。

これはBフルートの30cm当たりの波の数が50個前後と、Aフルートの34個前後よりかなり多くなっているために、厚みが少なくても使われるダンボール原紙の量はAフルートとほぼ同じになるからです。

また薄くても波の数が多くてAフルートよりも平面圧縮力が強いことから、ビールケースや機械備品の個装箱として堅いものを梱包することもできますし、厚みが減ることでダンボールの保管に必要な面積が約1/2に縮小できて使い勝手がいいことからAフルートで充分な場合でもあえてBフルートを選択する人が多いようです。

フルートとBフルート以外にも"Cフルート"というのもありますが、これはAフルートとBフルートの中間の強度をもったもので、主に欧米で使われていて日本では殆ど目にすることがありませんが、厚みが1mm減っただけでも容積が約20%減少し、それによって輸送効率や燃料効率、積載効率を向上させることができたり中芯の使用料をかなり削減できるために、国内のAフルートをCフルートへ切り替えようとする動きも進められています。


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