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Aフルートの断面

では次にAフルートから順に、その断面を見てみることにしましょう。

"Aフルート"は輸送用や引越用のダンボールとして私たちが最もよく利用するもので、スーパーなどで無料でもらえるものの殆どがこれにあたり、日本で生産されるダンボールの85%を占めているとも言われています。

また、厚みが4.5~5mm、中芯部分は30cm当たりの波の数が34個±2個と厚みの割に波の数が少ないので、見た目には波が比較的大きくうねっているようなイメージがあります。

そして強度も中程度であることからこれまでは、商品の輸送の際に個装された商品をまとまった数ずつ詰めるための内装箱のようなものとして使われることが多かったのですが、ライナーや中芯の材質を強化することができるようになってからは、内装箱をひとまとめにして保護する外装箱として、これまでのWフルート(3mmと5mmの中芯が合わさった厚みのあるもの)に代わって使われることが多くなりました。

WフルートはコストがAフルートの1.5倍かかっていたために、これによって経費を大幅に削減することができるようになり、8mmの厚さがAフルートの5mmに変わったことで商品保管に必要な場所も縮小させることが出来るようになりました。

ただAフルートはBフルートなどに比べて中芯の波の数も少ないことから、表のライナーを固定させる土台の部分に凹凸が多くなってインクが凹んだ部分に溜まったりして均等にのらないために、細かな表現を必要とする印刷には向きません。


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