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ダンボールの断面

ダンボールの断面は波状の中芯が規則正しく並んでいるのが特徴ですが、その部分を重ね合わせると梱包材としてのダンボールとは全く異なるダンボールアートの世界が見えてきて、つい引き込まれてしまいそうになりますね。

"中芯"はダンボールの命とも言える部分で、美しさと強さとを兼ね備えています。

製造過程においてこの部分をつくるには、上下のライナーよりも長いダンボール原紙が必要となり、ライナーの長さに対して中芯の長さが何倍になるかというのを表した比率(:段繰率)が次のように決められています。

ライナーが1mに対して中芯1.6mを使って1.6倍の段繰率で作られたものを"Aフルート"、中芯1.4mを使って1.4倍の段繰率で作られたものを"Bフルート"、中芯1.5mを使って1.5倍の段繰率で作られたものを"Cフルート"、そして中芯1.2mを使って1.2倍の段繰率で作られたものを"Eフルート"と言います。

そしてライナーと中芯の両方に1㎡あたり160gの重さのダンボール原紙が使われている場合は、それを2倍すればライナーを重さが分かり、さらにAフルートであればそれを1.6倍すればライナー部分の重さがわかるので≪160g×2+(160g×1.6)=576g≫が1㎡あたりの重さで、それに必要とされる面積をかければ出来上がりのダンボール箱の重さを推測することができます。

また逆に手にしたダンボール箱の重さからフルートを計って、中芯やライナーの材質を知ることもできます。

オーダーする際はどのレベルの材質を選べばよいのか迷ってしまいがちですが、まわりにあるダンボールを適当に選んで使ってみて、最も良いと思われるものを見つけ、同じ要領で計算して何が使われているのかを確認してみれば安心できるでしょう。


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ダンボールの隠れざる不思議な構造を徹底的に解明します