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トラス構造のいろいろ≪1≫

では、次は実際にダンボール以外でトラス構造が使われている例を挙げてみましょう。

まず1つ目は"JR京都駅のアトリウム"です。

"アトリウム"というのはもともと古代ローマの建築様式で、回廊で囲まれた中庭を指すものですが、現在では屋根部分にガラスやアクリルパネルなどを使って光が差し込んでくるように設計された広い空間のことを言います。

JR京都駅は中央改札口を出ると、目の前に大きくて長い階段と巨大な鉄骨造のトラス構造のアトリウムがあります。

設計を手掛けたのは世界の集落を研究しているという建築家で、実はこのアトリウムの三角形の中にも集落や都市の様子などが表現されているのだそうです。

また西日本最大の駅の駅として、1日に約40万人が利用するというJR大阪駅の北の玄関にも、誰もが圧倒されそうな高さ35mの巨大なアトリウム広場が造られています。

トラス構造の2つ目は、"東京タワースカイツリー"です。

東京タワーは送電鉄塔と同様に、三角形のトラス方式で荷重を維持していますがその規模は日本一と言われています。

また今話題の"東京スカイツリー"は、東京タワーがアナログ放送を担ってきたのに替わって、デジタル放送を担うことになっていますがこれは"アーチ構造"といって、トラス構造が三角形の辺 "圧縮する力"か"引っ張る力"しかかからないのを応用しているのに対して、アーチ状の部材には"圧縮する力"しかかからないという性質を応用しています。


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