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トラス構造とは?

また、ダンボールの断面をみると真ん中に波状の中芯が入っていてそれを挟むように上下にライナーがありますが、中芯の空間を見るとそこには上向きと下向きの二等辺三角形が隠れて存在しています。

ダンボールは中芯部分に空間があることから、一見頼りなげに思えてしまいますが、実は三角形を形作っているその空間が"トラス構造"となって丈夫さを生み出しているのです。

"トラス構造(Truss)"というのは、三角形を単位とした構造形式で、三角形にかかる荷重はすべて節点に作用して部材には"引張応力"と"圧縮応力"のみが作用するというものです。

身近な例では橋梁や、体育館の天井の梁、送電鉄塔、タワーなどに利用されています。

"トラス構造"とよく似たものに"ハニカム構造"というのがあります。

これはハチの巣や自動車や航空機の壁面に使われている部材見られる構造で、それぞれの筒の中の空間をできるだけ広く使い、しかも壁の材料を少なくして軽くするのに最も効率の良いた形が六角形なのでした。

倉庫などでよく荷物を載せるために使われている"パレット"は、木という素材の強さで強度を確保していた従来の木材製ものから、構造で強度出すことのできる3層強化ダンボール製のものへと進化していますが、この3層強化ダンボール製のパレットにさらに2倍、3倍の強度をもたせるために、ダンボール原紙で作ったハニカム構造の芯材を表ライナーと裏ライナーの間にサンドイッチ状にはさんで天板にしているものもあります。


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